People

People 05製品を 作ることだけが、
メーカーの 仕事じゃない。

ニチアスはここまでやる。
自分が関わった製品が市場に出て多くの人に利用される、そのような仕事ができれば大きなやりがいになると考え、メーカーを志望しました。また採用イベントでお会いした社員の方の人柄にも惹かれ、働く環境の良さを実感し入社を決めました。
私の所属するプラント向け工事・販売事業では、電力、石油精製、石油化学などの大規模なプラントを持つお客さまに対し、製品の販売と取付工事を行っています。その中でも私は、プラントの配管に対する省エネ診断サービスである「Thermofit🄬」の実施とPR活動に携わっています。プラント内には、高温の液体や気体を運ぶ配管が数多くあり、その配管には熱を「断つ・保つ」用途で保温材が施工されています。サーモグラフィを使用してこの保温材の状態を診断することで、経年劣化などの不具合箇所への最適な補修提案を行います。同時に、対策前、対策後それぞれの二酸化炭素排出量を具体的に数値で提示し、放熱ロスを「見える化」することで、お客さまの二酸化炭素排出量の削減をサポートしています。
直接製品を開発する仕事ではないものの、カーボンニュートラルが叫ばれる昨今、自分が行ったことが、地球環境の保護という多くの人びとの未来に貢献できているところにやりがいを感じています。


つながっている。
これまでに担当した案件のなかには、保温材の経年劣化による放熱ロスが原因となり、大量の二酸化炭素を排出してしまっているケースもありました。地球環境にとって良いことではありませんし、お客さまにとっても大きな損失です。金額に換算すると、年間で数百万円~数千万円をロスしている計算になります。私の提案した補修方法が採用され、実際に放熱ロスが低下したところを目の当たりにできたときには、この仕事の社会貢献度の高さと、スケールの大きさを強く感じることができました。
熱を「断つ・保つ」技術は、入社時には未知の領域でした。しかし上司や先輩方は気さくで優しい方が多く安心して質問できる環境のおかげで、できる仕事の幅がどんどん増えています。現在は展示会での「Thermofit🄬」のPRも担当していますが、以前に比べると来場者に自信をもって説明できるようになりました。まだまだ学ぶべきことは多いですが、これからも幅広く知識を習得し、ニチアス製品の魅力を多くの方に伝えられるよう努めていきたいです。
